アトピー、ウツ、関節リュウマチ(IMさん)2017.9

基礎科修了レポート

 

私は幼い頃からアトピーを患っており、その時の状況によって症状が悪化したりおさまったりを繰り返していました。

アトピーは完全に治ることがない中、昨年の夏に急に朝手が動かなくなり、レントゲンを撮った結果片方の手首がすでに変形していると診断されました。

以前からペットボトルのふたが開けにくいなどの症状が出ていたにもかかわらず、握力が弱いだけだと思い気がつきませんでした。

社会人になってからうつ病にもなり、治療もしていましたが、関節リウマチになったことで気持ちがひどく落ち込み、再度うつ病のようになりました。

 

自分なりに調べて、体の中から治さないとアトピーもリウマチも治らないと思い、

そんな中、岡田恭子先生の本「食べ物を変えると、からだも、運命も変わります」に出会いました

実際お教室を開講されていることを知り、申し込みをしました。

普通の料理教室ではないということは知っていましたが、先生がこんなに熱く一生懸命お話をしてくださりびっくりしましたし、とてもありがたいなと思いました。

 

生姜湿布やれんこん湯など、自然療法もたくさん教えていただき、自然の対処法などがたくさんあることも勉強になりました。

お教室に入る前は、甘いものが特に大好きで、毎日アイスやシュークリームなど、好きな時に食べたいだけ食べていました

そんな生活を続けていたら、病気になって当然だなとお教室に入り学びました。

 

それからは、甘いものはほとんど摂らなくなり、以前は何かストレスがあるとすぐ甘いものを食べていましたが、今では食べたいとも思わなくなりました。

そうしたら、体も少しずつ変わってきたような気がします。

 

お教室に通い始め最初の2週間は先生に言われた通り黒豆玄米ごはんとけんちん汁のみで過ごしました。

アトピーの場合、好転反応が強く出るため、

目の周りの湿疹が特にひどくなり、外にも出られないぐらいでした。

とても辛かったですが、一緒に通っている同期生が頑張っているのを励みに、

ひどくなってからは先生のご指導で白米菜食にして過ごしました。

恭子注:
アトピーの場合、玄米菜食をすると、排毒が強く出て、アトピーがひどくなって、この方の場合、目の周りがひどく、膿も出て、目も開けられないぐらいになりました。
本人もとてもひどく落ち込みます。
ですから、「岡田恭子のらくらくマクロビオティック教室」日東書院 にあるように、
一時的に
玄米菜食では無く、白米菜食にして、排毒を緩やかに、変えてもらいました。

一番、大変な時期です。
私も本人の気持ちを考えると、よく頑張ったな、と思って可哀想になります。

 

気持ちが落ち込みお教室に通えないこともありましたが、

病気は食事も考え方も両方変えないといけないということで、

通えた時には先生の考え方のお話をとにかく聞き、少しでも実行できるよう努めました。

恭子注:
遅刻してきてでも良いので、とにかく、出席して、教室で作ったものを食べて、私の授業の一部でも良いので聞いて、と言う回数を重ねることで、少しでも、考え方が明るく変わってくれれば、
と言う思いでした。

 

特に「目の前の必要なことをやる」ことで病気のことはそのうち気にならなくなることや、

今に満足、今日に感謝」することなども先生から学びました。

 

今までは感謝が足りなかったり、日常のことが当たり前だと思っていましたが、

毎日ご飯が美味しく食べられること、安心して眠れることなど全てありがたいことだなと思うように変わりました。

 

そして、お教室に入る前、今まで病気になった自分は不幸だと思っていました。

でも、病気になったことで今までの自分の食生活を改めることに気がつけましたし、

たまに付き合いで外食などになっても、玄米とけんちん汁に戻せばいいということも学びました。

病気を治すのに食生活がいかに大切か、食材などものを大事にすること、皮付きのまま調理する、食材を無駄にしないことなど、

たくさんのことを先生から学び、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

そして、人と常に比べて、周りの人が羨ましいと思っていました。

でも、先生の「自分の花を咲かせる」というお言葉に、ハッとさせられました。

これからは自分の良い所を伸ばしていこうと思うようになりました。

 

また、お教室に通うことで、同期生と一緒に頑張れたり、

先生から直接考え方など教えていただいたりして、大変勉強になりました。

 

半年間、お教室に通えて感謝しております。ありがとうございました。


 恭子から一言
 
真面目で賢く優しい、頑張り屋さんでした。

なんとか、自分の良い面、運の良い面、に気づいて、明るくなってくれれば、と言う思いで私も一所懸命でした。

玄米けんちん汁を頑張りすぎて、もともと、30キロ台だった細いからだがもっと細くなり、ふらふらになって、一時は救急車で入院してしまったこともありました。

病院の医師に、もっと肉などを食べなさい、と言われました。

私は、ご両親ともお話しして、砂糖、果物だけは厳禁で、あとは、肉も魚も白米も食べていいので、ゆっくり、らせん階段を上るように、良くなっていく方法をとりましょう、とアドバイスさせていただきました。

レポートを拝見して、しっかり、私の伝えたい真髄…仕合わせになる方法、を、理解し、受け取ってくださったことに感激しています。